今日のコラム

  • 新型コロナ直撃!!期待のハイブリッド型マンションが・・

    2020.04.4

    皆さま、ご無沙汰しています。久々の投稿です。
    溝口晴康です。

    2017年から経営大学院に通い、2020年3月で卒業、MBA取得見込です。

    通学中は課題に追われ、文章を書く事が習慣になっていたので、4月は楽待を通じて習慣を継続していこうと思います。

    ただ、収益不動産は「投資」ではなく、「賃貸経営」だと意気込んでMBA科目を一通り学びましたが、何だかんだ収益不動産は投資の要素が強いという結論に至りました。

    卒業間際に、折角MBAを学んだにも関わらず「エンジェル投資家になる!」と宣言してきました!

    投資家のネットワーク作りは不動産投資家のネットワークを使いつつ、一方で若手起業家育成のため、小中高校生向けのSTEM教育中心の起業塾みたいなものを作りたいなと思っています。投資家のチーム作りと、投資される側の育成の両輪を回すというのが目標です。

    MBAを折角学んだので、不動産賃貸経営とした場合にどんな事が言えるのか、何回かに分けてお伝えしていこうと思います。

    と言いつつも、直近だと世間は新型コロナの話題で持ちきりなので、まずは私が直近で受けている影響からお話したいと思います。

    今、池袋徒歩10分程度の土地に5階建ての新築マンションを建築中です。

    ・1階を40m2程度の簡易宿所

    ・2~5階を2部屋 × 4フロアの8部屋住居

    ・計9部屋のハイブリッド型のマンション

    ・2月末に完成予定でした。

    問題1 簡易宿所の中止
    1月末の段階でギリギリまで判断に迷ったのですが、コロナ問題の収束が見えなかったため、通常の賃貸に回すことにしました。通常の1Rより決まりづらそうなので数ヶ月の長期戦覚悟です。

    問題2 住設遅延による完成遅延
    中国から始まったコロナ問題は2月頃からSCMの寸断で、トイレがない!洗面化粧台が届かない!など住設類の納品遅延が散発。漏れなく工期も遅れ、、

    きっと大きな工務店であれば他のメーカーの代品などでカバー出来たのかもですが、今回は完全にコスト優先で決めた中小工務店だったため、正直、危機管理能力が低く、打ち手が限られ、3月末には完成という希望も叶わず4月中旬完成見込です。

    【対応策】

    1.申込キャンセルのリカバー

    3月末には完成する前提で入居者を募集していたので、キャンセルの嵐です。。。 そんな中で何とか顧客を繋ぎ止めようと、4月に延期出来る方は、近隣の宿を手配して申し込みを維持しています。

    2. 元本返済の期日引き延ばし

    銀行には空室が続く可能性があるので、元本返済開始日を先延ばしして欲しいと交渉中です。金利は払わなければなりませんが、0.7%なので利息の支払いだけで済めばかなりキャッシュアウトを減らせます。

    実際には賃貸需要が一部4月にスライドしていると賃貸付けの仲介業者さんから言われているので、完全にネガティブになっているわけではないですが、とにかく打てる手は小出しにせずに同時に実行して、キャッシュを可能な限り温存させます。

    やはり、 CASH IS KINGです。

    今は不動産保有者は最悪のシナリオを想定した備えが重要ですが、新規に物件購入をする方にはチャンス到来なのかもですね。

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