2017年 4月 7日

  • 高く売却出来るチャンスを自ら棒に振った理由

    2017.04.7

    みなさん、こんにちは。
    溝口晴康です。
    今日は、「高く売却出来るチャンスを自ら棒に振った理由」
    についてお話しします。

    先日、平日の昼間から不動産関係者と代々木公園で花見をしてきました。

    花見後は、別のアポで大学時代の後輩たちと飲み、
    IT業界の前線にいる彼らを巻き込んで
    ビジネスが出来ないか話をしてました。

    早く不動産を買ってリタイヤするように説得中ですが、
    既に家庭を持ち、本業でもそこそこのポジションについていると、
    そこまで積極的にリタイヤするつもりはないようです。

    それでも、友人Aがついに念願の大家になりました。
    まずは彼を巻き込んで面白ビジネスが立ち上げられないか企み中です!

    ところで、本題です。

    今、6年保有した物件を売却依頼中ですが、元々売却したいと思っていた金額から
    少しずつ値段を下げて、ここで決めて欲しいという価格まで下げてます。
    それでも買う側からすると、まだ少し高いかなという価格です。

    ある程度の属性の方ならば、とある仲介業者さんに任せれば、
    フル or オーバーローンのスキームで購入出来る物件です。

    その仲介業者に売却依頼をした1週間後、先ほどの友人A君から私に連絡がありました。
    友人A「〇〇って駅(私が売却依頼をかけている物件の最寄り駅)、近かったよね?」

    この一言で、友人A君がどんな状況に陥っているのか、すぐにピンときました。
    1棟目を買って、次の物件を探している友人A。

    友人A「今、××という金融機関で事前審査中。」

    この二つのコメントを聞いて、自信が確信に変わりました。
    A君が買おうとしている物件は、まさしく私が売ろうとしている物件だったのです。

    私が買う立場に立っても良い物件だと思っていていれば、
    きっと仲介業者を介さずに友人A君に直接売却したでしょう。

    そうすれば、お互いに仲介手数料がかからないので、
    2人合わせたら1000万円近い仲介手数料が免除されます。

    しかし、私は友人Aに辞めておくように伝えました。
    心配しているのは、修繕系トラブルと出口です。

    まずは大規模修繕で数百万円~1千万円近くの金額が
    5年以内に発生するのではという懸念。

    そして物件は鉄骨で築25年を経過してますので、残り耐用年数が約10年。
    この物件を買ってしまうと、次に売りにくくなります。
    1億円も超えてますし。

    よく彼とは大学時代に徹夜で麻雀をしたんですが、
    完全に「引っ掛けリーチ」に引っかかってしまってます。

    当時は引っ掛けリーチが決まると快感でしたが、さすがに大人になり、
    更に不動産の引っ掛けリーチに引っかかると洒落になりません。

    売買の本質は、他人から自分に資産を移転させることです。
    さすがに友人の資産を奪ってまで自分の利益を確定させることは出来ませんね。。

    それなりにニーズはあるエリアですし、満室で回ってますので、
    瞬間的なインカムゲインは悪くは無いですが、それでも買って終わりじゃないですからね。

    中古は見かけの利回りだけに目を奪われると、痛い目にあいますので気をつけましょう!

    そんな引っかからないためには土地から仕入れる新築が安心です。
    関心がある方はまずは無料相談から。

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