不動産に馴染みのない人が「不動産投資」という言葉を聞いてがまず思い浮かべるのが、「お金持ちがやる投資」、「多額の借り入れが必要」などの一般庶民には敷居が高いイメージ。確かに1万円から投資できる株などに比べると、安くても数百万からという不動産投資は「手軽に始められる」というイメージはありませんね。私もそういったイメージを持つ一人でした。今回はそんな私が不動産をやってみようと思ったきっかけをお話しします。
しばらくのんびり子育てをしていた私が「このままではいけない!」と思ったきっかけは数年前。主人の会社の一番大きなクライアントの仕事がなくなり、主人の会社の収益は半分以下になってしまったことがきっかけです。こういったクライアントが突然なくなってしまうことは自営業にはつきものなのですが、デザイン業界全体の仕事も激減している最中、私たちは大打撃を受けました。
当時まだ子供が幼稚園生で、いきなり保育園に入れるのも難しい状況だったので、私も自分でできる仕事はないか探し始めました。ネットショップやアフェリエーター、ライターなどの職業も調べてみました。ただ一人で細々と始める仕事は軌道に乗るまではあまり収入にならない現実があり、思ったような収入にはならないかもしれないと感じていました。そんな時に図書館で偶然見つけたのが不動産の本。なんとなく手にとった本ですが、そこには普通のサラリーマンで貯蓄も数百万円という方が不動産を始めて見事に人生を変えていく様子が書かれていました。私は不動産投資は一部のお金持ちが始めるものだと思っていたので、この本には衝撃を受けました。それと同時に「もしかしたら私でもできるかも?」という気持ちが芽生えたのもこのころです。